ドリキャス用 つりコントローラ

 ドリームキャストでフィッシング!!【 つりコントローラ 】。
つりコン対応のゲームソフトで使えます。
と言うか、対応ソフトがものすごく限られてますが。

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いかにも釣りらしい特徴的なリールハンドルと
スタートボタン、アナログスティックに
A、B、X、Yボタンを配置。
また拡張スロットがないため、ゲームデータをセーブするには
ビジュアルメモリを挿した通常コントローラーを
別のコントローラポートへ接続する必要があります。

操作ではコントローラーを前方に振ってキャスティング
手前にクイッと振ればフッキング可能。
これで少しは釣りの雰囲気が出せそう。
さらに振動機能付きで釣りの臨場感をアピール。
なお、コントローラーを振る時は
下部にあるフックに人差し指をかけて
投げ飛ばさないようにしっかりと握ること。

操作感は、「 まぁ こんな物ではないでしょうか 」ってくらい。
釣り好きには逆に物足りないかもしれないけど
あくまでも、ゲームなので本物とは違うのは仕方がないです。
反面、お手軽に遊ぶには丁度良い加減かな。

 ◎ 最後に一言

 つりコントローラーとは

テレビゲームで本物の釣りの一部を疑似体験できるアイテム。
リールを巻けば気分は上々だけど
釣り上げてもバーチャルなので獲物は無し。
つりコン対応ゲームの質(面白さ等)さえ良ければ使う価値あり。

ドリキャス用 マラカスコントローラー

 ドリームキャストのリズムアクションゲーム
「 サンバ DE アミーゴ 」専用コントローラーで
見たまんま 【 マラカスコントローラー 】。

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マラカスの形をして操作ボタンが一つ付いた
コントローラーが2つあって、両手に持って使います。
これをベースユニットに接続しておきます。

マラカスから伸びたケーブルの先にはセンサーが付いており
ベースユニットから発せられる超音波をキャッチ
マラカスの高さ(位置)を判別します。
また、左右のマラカスのどちらを振ったかもキッチリ判別です。

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 こちらがベースユニット。
両端にベースセンサーがあり、左右のマラカスにそれぞれ対応。
こちらをドリームキャストのコントローラーポートに接続します。
これでマラカスを使った音ゲーをプレイする準備は整います。
音楽を使ったリズム系ゲームが好きなら盛り上がりそう。

 ◎ 最後に一言

 マラカスコントローラーとは

体を使って遊ぶゲームは なかなか面白いもの
振れば本物同様にジャラジャラと音がするのも良い。
しかし、マラカスの高さ感知が若干曖昧で
操作性に悪影響を与えているフシがあり、そこが残念。

出たな! ドリームキャストガン

 ドリームキャストの銃型コントローラーだから
ドリームキャストガン 】。

dreamcast gun01.jpg

ドリキャス本体と同じカラーで
思いっきりSFしているボディデザインに
オレンジ色のトリガー(引き金)を持つ
ガンシューティングゲーム専用アイテム。

SF映画に出てきそうな・・・と言えば聞こえは良いが
正直、ブサイクなドリームキャストガンは
グリップの上に、方向ボタンとスタートボタンにBボタンを配置。
Aボタンは?・・・・・あっ、トリガーだね。
さらにその上には、ビジュアルメモリを差し込む
拡張スロットが1つあります。

 また、対応するゲームソフトは少なく寂しいかぎり。
ガンシューティングのジャンル自体が万人向けではないのか?
あまり使う機会がなかったのは残念。
それにしても、もう少し銃の形は何とかならなかったのだろうか。

 ◎ 最後に一言

 ドリームキャストガンとは

見た目の鈍重さはともかく
操作性はごく普通で、特別扱いにくい事もない
ドリームキャスト唯一の銃型コントローラー。
だけど、ブサイク(クドイ)。

ドリキャス用 レーシングコントローラー

 ドリームキャストのレースゲームを
臨場感タップリに楽しむための【 レーシングコントローラー 】。

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実車をイメージさせるハンドル型のコントローラー。
渋く黒光りしている姿に、つい見入ってしまいそう。

ハンドルの裏側にレバーが付いており
左右のレバーで、アクセルとブレーキ操作を行います。
このレバーはアナログ対応なので
微妙なアクセルワークも練習しだいでは、ある程度可能。

その他には、楕円形の + ボタンと − ボタン
AボタンとBボタンにスタートボタンが
オレンジ色で分かりやすく配置されてます。
また、本体右側にビジュアルメモリ用の拡張スロットが1つあり
ゲームデータのセーブやロードでお世話になります。

 操作感は、これと言って不満もなく
裏側のレバーの操作性も、なかなか良好。
実車風のデザインも雰囲気作りに一役買いそうです。
なお、セガサターンのハンドル型コントローラーも
レーシングコントローラーと呼ぶため混同しないように。

 ◎ 最後に一言

 レーシングコントローラーとは

華麗なステアリング捌きで難コースを攻めるのは実に楽しく
レースゲームの雰囲気を余すことなく満喫できるアイテム。
フットペダルは無いけど使用には全く問題なし。

ドリキャス用 アスキーパッドFT

 ドリームキャストでは珍しい
セガ以外のメーカー製コントローラー【 アスキーパッドFT 】。

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そのものズバリ!
アスキーから発売されたパッドタイプのコントローラー。
商品名の後に続いている「 FT 」は
「 Fighting Type 」の頭文字。
ファイティング・タイプの名は
もちろん、対戦格闘ゲーム専用コントローラーを意味してます。

方向ボタンと、スタートボタンに
A、B、C、X、Y、Zのデジタル6ボタン仕様。
拡張ソケットは1つだけなので
ビジュアルメモリも1つしか挿せないけど
振動機能を搭載しており、切り替えスイッチで振動の ON、OFF 可能。

だだし、アーケードスティック対応のゲームソフトで
動作するようになっているため、対応を確認する必要あり。
それと、アナログスティックを排除した作りなので
アナログ対応ゲームソフトでの使用も問題あり、要注意です。

 コントローラーで最も大切なこと・・・
このアスキーパッドFTの操作感は実に良好で
セガサターンの純正コントローラーに近い操作性を実現。
サターンのコントローラーに慣れている人には
大きな違和感もなく使えるかな。

 ◎ 最後に一言

 アスキーパッドFTとは

アスキー製なのに、ドリキャスより前のセガを思い起こさせるアイテム。
対戦格闘ゲーム専用と割り切った使い方に
限定されていると言っても過言ではなく、汎用性には劣るが
6ボタンの格闘ゲームではセガ純正品より扱いやすい。

ドリキャス用 アーケードスティック

 対戦格闘ゲームにピッタリ!
ドリームキャストの【 アーケードスティック 】。

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セガ純正のジョイスティックで
スティックとスタートボタンに
A、B、C、X、Y、Zのデジタル6ボタン仕様。
ビジュアルメモリを挿した時に液晶画面が見えるよう
スティックとボタンの間に四角い窓が開いてます。

ドリキャス付属のコントローラーは
デジタル入力の4ボタンと、アナログ入力のL、Rボタン仕様なので
6ボタンを使用する対戦格闘ゲームには不向き。
4ボタンの格闘ゲームでも
ゲーセンで鍛えた人には 物足りないかもしれない。
その場合は、やっぱりジョイスティクが一番。
スティック、ボタン共に操作性は まずまず良好で
値段相応の働きはしてくれます。

なお、ドリームキャストのコントローラー等
周辺機器は種類が少ないため
当然、選べる自由も少なく、少ない中での選択になります。
従って、対戦格闘ゲームの
特にゲーセンと同じ操作にこだわる人には必携かと思われます。

 ◎ 最後に一言

 アーケードスティックとは

昔、アーケード(ゲーセン)で流行だった
対戦格闘ゲーム御用達のアイテム。
それ以外のゲームでも使えなくもないけど
格闘ゲーム専用と割り切った方が良いでしょう。

ドリキャス用 マイクデバイス

 ドリームキャストの「 シーマン 」に代表される
音声認識を取り入れたゲームソフトに必須の周辺機器
マイクデバイス 】。

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人間の声、言葉の意味をコンピュータに解析させて
音声による指示を行う音声認識の技術が
テレビゲームにも使われはじめました。

ドリームキャストでは、コントローラーの拡張スロットに
マイクデバイスを挿して使用。
プレイヤーが発した言葉を解析、認識して
それに対応したリアクションをとるわけですが
各人の発音の違いや、その場の環境にも左右され
発した言葉とは別の意味に取り違える事もしばしば。

また、ゲームとは言え
テレビに向かっておしゃべりをする姿を人に見られるのを
多少なりと抵抗を感じるのは私だけだろうか?
とにかく、音声認識を使った新しいゲームのアイデア自体は
賞賛に値すると思います。

 ◎ 最後に一言

 マイクデバイスとは

ハッキリと分かりやすい発音を心がけないと
コンピュータに誤解されやすいため、これが問題と言えるが
ゲームと音声認識が融合した新感覚の遊びは、なかなか面白い。
ただし、おしゃべり(独り言)に抵抗の無い人向けか?

ドリキャス用 メモリーカード4X

 ドリームキャストのゲームデータのセーブに特化した
メモリーカード4X 】。

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ドリキャスのメモリーカードは
液晶画面と操作ボタン付きの「 ビジュアルメモリ 」でしたが
大容量化を求める声に応えて4倍に容量をアップさせ
携帯ゲーム機の機能をバッサリと斬り捨てた
「 メモリーカード4X 」が登場。
無論、リチウム電池は不要です。

まさにメモリーカードの機能しかないシンプルさが特徴。
4倍になったメモリ容量は、4つに分割されていて
上部にあるボタンを押すたびに切り替える方式。
写真上部と中央に4つずつLEDが付いており
1から4までの、どのメモリを使用しているか
点灯して知らせるようになっています。

 ◎ 最後に一言

 メモリーカード4Xとは

ドリームキャストのメモリーカード本来の目的に的を絞ったアイテム。
4つのメモリを切り替えて使用するのは
多少 面倒くさい気もするが、4倍の容量アップは素直に嬉しい。
ただ、もう少し早く発売して欲しかった。

ドリキャス用 キーボード

 インターネットへの接続が可能だった
ドリームキャストならではの専用キーボード。

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コントローラー端子の形状が違うだけで
セガサターンキーボードを
そのままドリームキャストキーボードにした物。
テンキーは無いけど、その他はパソコンのキーボードと同様。

キータッチは、平凡というか平均的な感じで
良くもなければ悪くもない出来栄え。
普通に使えるキーボードです。

 次に、もう一つ
ドリームキャストのキーボードを見てみよう。

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横幅を小さく、コンパクトにまとめたキーボード。
小さくなったのは良いが、キータッチは最悪。
キーはぐらついているし、ひらがなのキー「 ろ 」が
本来とは違う位置になってます。
使用頻度の低いキーだけど、配置が規格外なのは いかがなものか。
タッチタイピングでは使い物にならないため注意が必要。

タッチタイピングとは
キーボードを見ないで、指の感覚で文字を入力する方法。

 ◎ 最後に一言

 ドリームキャストキーボードとは

文字入力で大いに活躍できるアイテム。
上の通常サイズのキーボードに関しては
特に大きな問題はなく、それ相応に使える。
下のコンパクトサイズは論外、ハズレ品。

ドリキャス用 ぷるぷるパック

 ドリームキャストのコントローラーに挿せば
振動機能が楽しめる?【 ぷるぷるパック 】。

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ぷるぷるパックの取り付け位置は
上下2箇所あるコントローラーの拡張スロットのうち
下側に取り付けます。
理由は、上側に挿すとロックが掛からないため
ゲーム中に抜け落ちる可能性がありますし
ぷるぷるパックの厚さのせいで
下側の拡張スロットが塞がれて使用不能になるから。

dc purupuru pak02.jpg

裏側の写真を見れば分かると思いますが
ぷるぷるパックのモーター内蔵部分だけが厚い構造と
中央にロック用のツメが見えます。

 ◎ 最後に一言

 ぷるぷるパックとは

対応ゲームソフトで使用すれば
コントローラーを振動させる機能を追加できるアイテム。
どこぞの製品と違って、乾電池を必要としないのは良いが
ビジュアルメモリとぷるぷるパック両方をコントローラーに挿せば
けっこう重く感じるのが難点かも?



ドリキャス用 ビジュアルメモリ

 ドリームキャストのゲームデータをセーブする
外部記録メディア【 ビジュアルメモリ 】。
コントローラーに挿して使用。

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メモリーカードと呼ぶには、ちょっと厚い気がする。

液晶画面に、方向ボタン、A、B、スリープ、モードの操作ボタン付き。
ドリキャスの対応ゲームソフトからダウンローすれば
携帯ゲーム機にもなるのが、当時のセールスポイント。
一部には、ビジュアルメモリで進めたゲームのデータを
本編のゲームに反映させられるゲームもありました。

 容量は1メガビットで、200ブロックに分割。
ゲームソフトにより必要なブロック数は異なります。
また、リチウムコイン電池「 CR2032 」を2個使用。
携帯ゲーム機として使うためには、この電池が必要です。
しかし、電池の消耗がヤバイくらいに早いのが欠点。

フラッシュメモリーが使われているので
電池が切れてもセーブしたデータが消える心配はないので一安心。
ただ、電源を入れるたびに「 ピーーーッ 」と音が鳴るのがウルサイけど。

 ◎ 最後に一言

 ビジュアルメモリーとは

ドリキャスでゲームデータの保存に必須のアイテム。
メモリーカードとして使うだけなら電池不要なので
多くの人は、電池切れのまま使っていたであろう。
うむ・・・疑う余地はない。

ハロー! ドリームキャスト

 セガサターンの後継機として1998年に登場。
ホワイトボディの粋な奴【 ドリームキャスト 】。
価格は29.800円なり。

dream cast hello kitty.jpg

この写真は白い通常版ではなく、ハローキティバージョン。
ピンクのスケルトン仕様がイカス。
この他にも、シーマンバージョンやサクラ大戦バージョンあり。

 4つのコントローラポートを持ち
取り外し可能なモデムを標準で搭載したドリキャス。
インターネットへの接続、そしてネット対戦を実現したゲーム機で
CD−ROMよりも容量の大きい
ドリキャスだけの独自規格、GD−ROMを採用。

そしてセガサターンのマルチコントローラから派生したと思われる
ドリームキャストのコントローラー。

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アナログ化されたL、Rボタンとアナログスティック
方向ボタンとA、B、X、Y、スタートの各ボタンで構成されています。

ゲームデータは携帯ゲーム機にもなるビジュアルメモリに保存。
1メガビットの記憶容量があり
これをコントローラーに接続して使用します。

 満を持しての登場でしたが
発売時に十分な台数を用意出来なかった事
サードパーティの参入も疎らで
キラーソフトに恵まれなかった事が足を引っ張り
セガは家庭用ゲーム機の製造販売から撤退。
セガ最後のゲームマシンとなったのがドリームキャストです。