セガ マスターシステムとは

 セガが3番目に発売したゲーム機、セガマークIII。

ファミコンに追いつき追い越せと、色々と知恵を絞り頑張った結果
3つの周辺機器を次々と 世に送り出しました。

1 FMサウンド ユニット
 当時のゲーム機は、PSG音源しか搭載しておらず音が貧弱。
 そこで ゲームの音楽や効果音を、美しい音色で奏でるために
 FM音源に着目し、外付けのユニットを開発。
2 3Dグラス
 3Dの立体映像ゲームソフトを プレイする時に
 マークIIIに接続する、3Dアダプターと3Dグラスのセット。 
3 ラピッドファイアー ユニット
 マークIII 本体と、コントローラーの間に挿せば
 連射機能を追加できる。

 さあ、ここで 想像していただきましょう。
3つのアイテムを装備した セガマークIIIの姿を。

本体の上に乗っかったFMサウンドユニットと
カードスロットを塞ぐ3Dアダプター。
ラピッドファイアー ユニットの先につながれたコントローラー。

 想像できましたか?

ゴテゴテのデコボコになってしまい
まったくスマートさに欠ける 雑多なゲーム機の姿がそこに・・・・・。

そこで 1987年に
これらの周辺機器を内蔵させてグレードアップした
セガ マスターシステムの誕生です。
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タグ:ゲーム セガ

立体映像を楽しめ! 3Dグラス

 その昔 ゲームには、立体映像を楽しめるものがありました。
テレビ画面からゲームの背景やキャラクターが
飛び出して見えるのがセールスポイントで
視覚的には なかなかイケてました。

以前、任天堂の「 3Dシステム 」を紹介しましたが
今回は、ライバルに負けまいと健気に対抗していた
セガから発売された【 3Dグラス 】を取り上げます。

「 夢の立体ゲームワールド 」
ああ、このキャッチコピーが泣かせてくれます。

sega mark3 3Dglasses.jpg

ファミコンの3Dシステムと比べて、デザインが良くなりました。
小粋ですねぇ、サングラスにしか見えませんよ。
・・・・・コードがぶら下がっている以外は。

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マークIII用 連射装置

 こちらも マークIIIの周辺機器です。

セガマークIIIは、本体と コントローラーのどちらにも
連射機能は備わっていませんでした。

そこで、セガは考えます。
ゲームで連射機能が使える周辺機器を作ろうと!

そうして 出来上がったのがこちら。

sega mark3 rapid fire.jpg

ラピッド ファイアー ユニット

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マークIII用 パドルコントローラー

 セガマークIIIの周辺機器を紹介します。

パドルコントローラー 】対応のソフトは少なかったけど
そこそこ使い込んだので愛着があります。

sega mark3 paddle controller02.jpg

左側の大きなツマミは、左右に回転するようになっていて
回転させた量に応じて、ゲーム内のキャラを左右に動かせます。
つまり、アナログ入力になっていて
ブロック崩しなどの 左右にだけ動かせればよいゲームに
利用価値があるわけです。

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マークIII用 ホリコマンダー

 今回は セガマークIIIのコントローラーを紹介しましょう。

sega mark3 hori commander.jpg

ホリ電機から発売された、【 ホリコマンダー 】です。
当然のように 連射機能を搭載しております。

連射スイッチはスライド式になっていて
スイッチが右に行くほど、連射スピードが速くなります。

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セガマークIIIとは

 1985年に セガが発売した家庭用ゲーム機。

当時 先行していたファミコンよりも
1ランク上のグラフィック能力を持ち、性能面では勝っていたものの
リリースされるゲームソフトが、ほとんど自社(セガ製)だったため
ソフトの数は圧倒的に少なく、苦戦を強いられます。

魅力的なソフト、ヒット作も何本か登場して 話題になりましたが
任天堂の牙城を崩すまでには至りませんでした。

sega_mark3.jpg

白を基調とした配色で、本体の左右にジョイパッド(コントローラー)を
乗せられるようになっており、ここはファミコンと共通ですね。
また、マークIII本体に ポーズボタンを配置するという
ちょっと お茶目な? 仕様になっています。

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