その中でも割と使える部類に入るプレイステーション用コントローラ。
【 ファイティングコマンダー10B 】。
天面配置の6ボタン仕様が特徴的なコントローラで
○、×、△、□、の右隣にL1、R1ボタンを配置。
写真上面にはソニー純正コントローラと同じく
L1、L2、R1、R2ボタンがあるため
L1、R1ボタンを2つずつ装備する結果に。
純正品と同様に人差し指でのL、Rボタン操作と
親指でのL1、R1ボタン操作のどちらでも行えます。
各ボタンに対応した連射機能も搭載され
スイッチの切り替えで、秒間約24発の連射と
ボタンを押さなくても連射可能なホールドの2つを選択でき
さらに、スローモーションの機能付き。
これらは、ホリの製品では標準的に付けられている機種が多く
さほど珍しいものでもありません。
無いよりはマシといった機能でしょう。
箱書きによると、方向キー新設計!! らしいのですが
操作性において、これまでのホリ製コントローラと
大きな違いは感じられないんですよねぇ。
確かにソニー純正コントローラの方向キーよりも
格闘ゲームのコマンド入力がし易いのは間違いなく
劇的な変化は無いにしても
それ相応には操作性の向上が図られた設計なのかもしれません。
ただ、○、×、△、□、L1、R1ボタンを押した時の音が
純正品よりも大きいのは気になるところ。
この辺りの操作フィーリングは、今ひとつ洗練されてないように感じます。
それでも、一部のゲームソフトでは重宝するコントローラなのでした。
ところで、ファイティングコマンダー10Bに限った話じゃないけど
重量も軽くて持ちやすいし連射もできたりと
プレステ用コントローラは扱いやすいので
今ならコンバーターを経由してPC用のコントローラとして使う事で
昔のコントローラの活路を見出すのも良いと思います。
だって、PC用に販売されているコントローラは
どれもこれもロクな物がないからね〜。
◎ 最後に一言
ファイティングコマンダー10Bとは
天面6ボタンを使い切る対戦格闘ゲームのプレイに
使用するのを前提として作られたコントローラといっても過言ではない。
従って、それ以外では特に必要性はなく
「 あぁ、昔こんなのも売られていたんだなぁ 」と
感慨にふけるにはもってこいのアイテムかもしれない。